7月28日に山頂施設(標高5000m)に16台の12mアンテナがそろった後、8月6日には、これらのアンテナ16台を使った干渉計試験が行われ、無事に120基線分の干渉縞(フリンジ)を検出することに成功しました。
今回の干渉計試験で観測された天体は、おとめ座領域にある3C279という活動銀河で、強い電波源です。
写真は、12mアンテナ16台を使った干渉計試験の成功を祝って集まった観測スタッフです。中央にいるスタッフが、今回の干渉計試験の結果を掲げています。東アジアから参加している若いスタッフが現地でも大きく貢献している様子が、この写真から見えると思います。(写真:立原研悟)
今秋開始される初期科学運用では、12mアンテナ16台を使用します。
詳しくは、プレスリリース「チリで建設のアルマ望遠鏡、16台のアンテナが揃い、初期科学運用へ」 をご覧下さい。