9月4日夜のアルマ山頂施設(標高5000m)の風景です。半月少し前の月が、星空の下のアンテナ鏡面を白く照らし出しています。中央のアンテナの右には南十字星と天の川が、同じく中央のアンテナの左上には淡く小マゼラン雲が見えています。淡い天の川やマゼラン雲が月明かりの中でもしっかり見えることから、アタカマの空がとても澄んでいるということがわかります。
(写真:平松正顕)
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