砂漠に咲く小さな花

アルマ望遠鏡が建設されているアタカマ地方は、年間降水量が100mmを下回るきわめて乾燥した地域です。標高も高いことから、アルマ望遠鏡山頂施設(標高5000m)付近には植物がほとんど生えていませんが、標高4000mを超えるあたりでは背が低く乾燥にも強い高山植物が生えています。南半球では夏を迎え、高山植物が小さな花々を咲かせています。ロバやビクーニャといった動物たち、サボテンや高山植物と共存しながら、アルマ望遠鏡の建設が進んでいきます。

(写真:津野晃臣)

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