快晴に恵まれた10月20日の夜、出雲科学館では秋の天体観望会が開かれました。それに先立ち、石黒正人 国立天文台名誉教授によるアルマ望遠鏡についてのミニ講演会が行われました。
翌21日は子ども科学学園が開催され、小中学生が自作のアンテナで電波を受信する実験を行い、アルマ望遠鏡についての授業を受けました。 合計31名の小中学生は紙とアルミホイルでパラボラアンテナを製作し、赤道上空36000kmの放送衛星からの電波の受信を試みました。快晴の青空の下、全員が放送電波を受信することに成功しました。
子供達はこの実験で、「目に見えない電波」をより身近に感じることができたようです。授業では、電波で宇宙を見ることや、人類最大の電波望遠鏡アルマについての説明もあり、子供達は巨大なパラボラアンテナの話に目を輝かせていました。