総合研究大学院大学(総研大)に所属し、国立天文台チリ観測所で研究を行なっている大西響子氏が総研大未来科学者賞を受賞しました。未来科学者賞は、科学者を志す大学院生の学位研究を奨励することを目的に昨年度新設され、大西氏は第2回の受賞者となりました。
この度の受賞を受けて、大西氏は、「最先端の電波望遠鏡であるアルマ望遠鏡を使った研究ができたこと、そして今回の受賞をうれしく思っています。受賞は指導教官はじめ、国立天文台チリ観測所の皆様のおかげです。さらなる発見ができるよう、今後も研究を続け、充実した学生生活を送りたいと思います。」と述べています。
総研大未来科学者賞(第2回)
大西響子氏(総合研究大学院大学 物理科学研究科 天文科学専攻)
「巨大ブラックホールと母銀河の共進化の解明に向けたブラックホール質量の観測的研究」
参考:2015年6月18日付プレスリリース「アルマ望遠鏡によるブラックホールの精密体重測定」