国立天文台講演会 / 第24回アルマ望遠鏡講演会「アルマ望遠鏡で迫る銀河の誕生と進化」
アルマ望遠鏡は、宇宙のさまざまな謎の解明にその威力を発揮しています。なかでも、138億年の宇宙の歴史の中で銀河がどのように生まれ進化してきたのかという謎は、現代天文学の一大テーマです。アルマ望遠鏡の高い感度と解像度は、130億年を超える過去の宇宙に存在する銀河の観測を可能にし、初期の宇宙の姿を明らかにしつつあります。また現在の宇宙に存在する銀河でも、星の工場とも言えるガス雲のようすをこれまでになく詳細に調べることを可能にしました。爆発的に星を作る銀河やまさに合体しつつある銀河、巨大ブラックホールの影響を強く受ける銀河など、多様な銀河の姿を通して宇宙の進化を解き明かしていく研究の最先端を、分かりやすくご紹介します。
概要
日時:2020年2月2日(日)午後1時~午後4時20分(開場 正午)
会場:東京国際交流館(プラザ平成)国際交流会議場
(東京都江東区青海2-2-1 国際研究交流大学村内)アクセス
定員:400名、事前申込制(定員を超えた場合は抽選になります)
申込期間:2020年1月7日(火)正午~1月15日(水)正午
申込方法:国立天文台ウェブサイトの専用フォームをご利用の上お申し込みください
(専用フォームへのリンクは1月7日正午に公開します)
参加費:無料
主催:自然科学研究機構 国立天文台
プログラム
13:00-13:05 開会あいさつ
13:05-13:55 講演1『銀河の「陰の支配者」を電波で見る』
中西康一郎(自然科学研究機構 国立天文台 特任准教授/総合研究大学院大学 准教授)
13:55-14:45 講演2『アルマは銀河の何を見るか?―分子が語る星の材料―』
濤﨑智佳(上越教育大学 教授)
14:45-15:00 休憩
15:00-15:50 講演3『宇宙で最初の銀河を探して―アルマ望遠鏡による挑戦―』
井上昭雄(早稲田大学 教授)
15:50-16:20 質疑応答
※本講演会の詳細については、国立天文台ウェブサイトをご覧ください。