最も遠い回転円盤銀河の発⾒
この研究成果は、2024年10月7日に欧州南天天文台(ESO)他からプレスリリースされたものです。詳しくは、ESOのプレスリリース(…
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国立天文台アルマ望遠鏡メールマガジン
ALMA Mail Magazine 2023年3月8日号
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今夜は「月齢16」。アルマ望遠鏡の話題をお届けします。
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Pick up!
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◆超新星の電波再増光が示す連星進化の道筋
前田啓一・京都大学大学院理学研究科教授(研究当時 同准教授)らの国際研究チームは、
アルマ望遠鏡で超新星SN2018ivcの長期モニタリング観測を実施し、超新星からの電波発光が弱まった後、
約1年経過後からミリ波帯で再増光したことを発見しました。理論モデルと比較することで、
この大質量星が、爆発前の一生の末期に連星相互作用の影響を受け星の表面のガスを周囲に撒き散らした末に終焉を迎えたことが分かりました。
このような電波再増光を示す超新星の発見は、大質量星進化における連星進化の役割を体系的に理解する上で、重要な成果です。
https://alma-telescope.jp/news/press/supernova-202303
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Topics
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◆ロハス駐日チリ大使が、国立天文台を視察
2023年2月3日、リカルド・ロハス駐日チリ共和国大使が、視察のために国立天文台三鷹キャンパスを訪問されました。
ロハス大使は、国立天文台の事業の概要について常田国立天文台長から説明を受けました。
https://alma-telescope.jp/news/inspection-202302
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Events
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◆特別講演会「『見えない宇宙』を探るアルマ望遠鏡」
【実施日時】
令和5年4月16日(日) 午後2時15分~(1時間程度)
【会場及び受付場所】
会 場/京都青少年科学センター 展示棟1階 映写講義室
受付場所/京都青少年科学センター 展示場1階 事務室前
<通常の入館経路とは異なりますので、ご注意ください。>
【申込期間】
令和5年3月17日(金)~3月31日(金)
【定員】
110名(応募者多数の場合は、抽選)
※1申込につき5名まで申込可(団体を5名以下に分割してのお申込みはご遠慮ください。)
【対象】
小学生以上(ただし,小学生は保護者同伴必須。)
※幼児は参加できません。
【参加費】
※講演会に参加のみの方は、「無料」
※展示場やプラネタリウムの利用には、別途入場料、プラネタリウム観覧料が必要。
【講師】
平松 正顕 氏(国立天文台 講師)
【詳細】
http://www.edu.city.kyoto.jp/science/event/accept_event/08/index.html
◆せたがやプラネタリウム天文講座「暗黒の雲から生まれる星と惑星~アルマ望遠鏡で見る宇宙」
【日時】
令和5年3月11日(土曜日)
午後6時30分~午後7時30分
※投影開始時間までのご入場をお願いします。
【場所】
世田谷区立中央図書館プラネタリウム
(東京都世田谷区弦巻3丁目16番8号)
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kusei/012/011/002/d00007490.html
【定員・対象】
先着70名。
当日、午前9時から観覧券を販売します。
(今後の状況により、変更する場合があります。)
※小学生以下の方は、保護者同伴でお越しください。
【講師】
平松 正顕 氏(国立天文台 講師)
【内容】
宇宙には、冷たいガスや塵が集まった暗黒の雲があります。
雲の中にあるガスや塵が収縮し、やがて星や惑星が誕生します。
南米チリにあるアルマ望遠鏡は、日本やアメリカ、ヨーロッパなど、多くの国々が協力して建設した大型電波干渉計です。
合計66台の電波望遠鏡を駆使し、暗黒の雲から誕生する星や惑星の様子を探っています。
今回は、アルマ望遠鏡の教育・広報主任として活躍した平松先生から、アルマ望遠鏡で見る宇宙についてお話ししていただきます。
【詳細】
https://www.city.setagaya.lg.jp/event/kouza/d00180333.html
◆宇宙科学講演会~小惑星Kokubunji誕生8周年記念イベント
2月4日(土曜日)に開催した
上記イベントの講演内容がYoutubeにて動画配信されています。
https://www.youtube.com/watch?v=RyELtdpfJpA&t=1s
【場所】
cocobunjiプラザ リオンホール
【講師】
津田雄一 (宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 教授)
阪本成一 (国立天文台 教授)
鈴木一義 (国立科学博物館 名誉研究員)
【内容】
小惑星探査機「はやぶさ2」が道筋をつけた惑星探査の最前線、アルマ望遠鏡が切り拓く最新の天文学、三人の講師によるスペシャルトークショーなど、心ときめく宇宙科学の魅力をお届けします。
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Afterword
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Pick up!の話題は
連星を形成する大質量星が超新星爆発を起こし、
そこに連星進化の役割がどの様に
関わっているかという研究でした。
アルマ望遠鏡は、他の連星系も観測しています。
こちらでは、連星系を成すふたつの星が織りなす
美しいガスの広がりの画像と記事を紹介いたします。
よろしければ以下のURLからご覧下さい。
「アルマ望遠鏡がとらえた、連星系を成す星の最期」
https://alma-telescope.jp/news/doublestar-202002
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