熊本県民天文台の25周年記念行事を兼ねた第14回ALMA公開講演会「アンデスの巨大電波望遠鏡でさぐる宇宙」が熊本県立劇場の大会議室で開かれ、長谷川哲夫教授の「世界の天文学者が力を合わせてつくる、夢の望遠鏡アルマ」と、山本智 東京大学教授の「宇宙から見た地球環境」という講演が、途中、阪本成一 助教授による建設記録映画「南十字星の下で」の生解説をはさんで行われました。写真は、ALMAが明らかにするであろう「宇宙における地球の価値」について、最近の宇宙観測の成果や地球環境の変化を踏まえて解説する山本教授。最近話題のドキュメンタリ映画「不都合な真実」の内容にも通じるもので、80余名の聴衆の心をとらえました。
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