日本が製作したACA12mアンテナ1号機を用いて、太陽の電波写真を撮影しました。白い部分は電波強度が強く、黒に近づくほど電波強度が弱いことを示しています。日付の違いでその模様が動いていることから、太陽の自転が確認でき、確かに太陽の構造を見ていることがわかります。アンテナの性能が十分発揮され、20分程度の観測でとても質の高い太陽画像が取得できました。
NEW ARTICLES
2025 8.8
誕生直後の銀河は予想以上に粒々だった:「宇宙ぶどう」が破った銀河誕生の常識
宇宙初期の若い銀河に、これまでの観測や数値シミュレーションでは予測されていなかった複雑な内部構造が見つかりました。トロ…
2025 8.5
恒星ジェットが生む爆発に巻き込まれた原始惑星系円盤の発見
茨城大学の逢澤正嵩らのチームは若い星WSB 52の周りの原始惑星系円盤とその付近の構造をアルマ望遠鏡の公開データを用いて調査…
2025 6.26
アルマ望遠鏡のトータルパワーGPU分光計の開発がアルマ評議会で承認
アルマ望遠鏡の中で日本が設計開発を担当したモリタアレイ(*)向けに新しい分光計を開発することが、2025年4月に開催されたア…