第26回天文学に関する技術シンポジウムの2日目には、ALMA関係の発表が多数ありました。千葉庫三主任研究技師による進捗状況の報告から始まり、文章管理方法や先端技術センターと協力した機器や素子の開発など、ALMAプロジェクトで使われようとしている新しい技術の一端が紹介されました。写真は、文書管理方法に関して質問を受ける中村京子主任技術員。世界各地に散らばる多数の研究者・技術者が協力して開発を進めるALMAプロジェクトでは、文書管理の方法にも技術的なチャレンジがあります。
NEW ARTICLES
2022 8.19
7年半で1,000本以上の科学論文で引用
−その数が物語るおうし座HL星に付随する原始惑星系円盤の画期的な成果
2014年にアルマ望遠鏡によって取得されたおうし座HL星まわりの円盤に関する画期的な科学成果は、過去7年半の間に1,000本以上の…
2022 8.12
惑星系の起源と進化を解き明かす新たな「指紋」
~アルマ望遠鏡がとらえた惑星誕⽣現場の物質組成の⼤きな変化~
総合研究大学院大学/国立天文台の大学院生吉田有宏氏、国立天文台の野村英子教授らの研究チームは、アルマ望遠鏡で取得されたデ…
2022 7.1
ビックバンから5億年後の宇宙で銀河回転のはじまりに迫る
早稲田大学、筑波大学、国立天文台および四国学院大学の研究者を中心とした国際研究チームは、132.8億光年かなたの銀河を観測し…