4月27日から28日にかけてALMA山麓施設で第2回のアタカマ会議が開かれており、ALMAサイト付近の(計画中を含む)プロジェクトの代表者が集い、それぞれの計画の進捗や、安全確保、環境・遺跡・生態系の保護、電波周波数保護などについての情報交換と議論を行っています。日本からも国立天文台ASTEプロジェクトの江澤元プロジェクトマネージャらや、名古屋大学NANTENプロジェクトの水野範和助手、東京大学のTAO計画の土居守助教授ら、阪本成一ALMA-Jサンチャゴ連絡室長が参加しました。写真は、第2回の開会にあたり挨拶するALMAプロジェクトマネジャのTony Beasley氏(右端)。
NEW ARTICLES
2024 4.11
赤ちゃん星の"くしゃみ"を捉えたか?
〜アルマ望遠鏡が目撃したダイナミックな磁束放出〜
星(太陽をはじめとする恒星)は分子雲コアと呼ばれる星の卵が重力によって収縮することで誕生します。分子雲コアには磁力が働い…
2024 3.28
銀河の中の星工場―分子で見る繁忙期の製造ライン
国立天文台の原田ななせ助教、欧州南天天文台/合同アルマ観測所のセルヒオ・マーチン博士、米国国立電波天文台のジェフ・マンガ…
2024 3.19
伊藤駐チリ日本国特命全権大使が、国立天文台三鷹キャンパスを視察
先端技術センターにて、観測機器の開発について説明を受ける様子(左から三井主任技術員、渡邊チリ観測所長、伊藤駐チリ日本大…