5月31日の朝9時ごろ、サンチャゴの東の空に緑の雲が見えました。写真は、オフィスビルの18階にある合同ALMA事務所(JAO)から望んだアンデスにかかる緑の雲。よく見るとピンク色のふちがかかっています。写真では分かりにくいですが、かなり鮮やかな色がついており、JAOは一時騒然となりました。これは「彩雲」とよばれる現象で、景雲や慶雲、瑞雲などとも呼ばれ、昔は吉兆を示すものとも思われていたそうです。物理学的には日光が雲に含まれる水滴で回折するために生じる現象とのことです。
NEW ARTICLES
2025 3.31
ACA トータルパワーアレイ用分光計の開発チームが国立天文台長賞を受賞
ACA トータルパワーアレイ新型分光計開発チームが、「令和6年度国立天文台長賞 技術・開発部門」を受賞しました。
2025 3.10
129億年前の超巨大ブラックホール付近の“熱いガス”を発見: 宇宙初期の隠されたブラックホール探査に新たな可能性
北海学園大学の但木謙一教授らの国際研究チームは、アルマ望遠鏡を用いて129億光年彼方の超巨大ブラックホールを観測し、ブラッ…
2025 2.12
初期宇宙の銀河でもダークマターが優勢か
この研究成果は、2025年2月7日に東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU, WPI)他からプレスリリースさ…