ALMA山麓施設では、日本の担当分のアンテナ組立エリアのアンテナ基礎4つ全部がほぼ完成しました。写真は、アンテナの足を置く3箇所のベースプレート部分を養生中のアンテナ基礎。基礎の直径は8mで、側面は配管の出入り口付近以外には型枠が使われておらず、周辺の岩盤に固着させることにより少ないコンクリートで必要な安定度を保つように工夫されています。また、水はけのために中央部分を少し盛り上げています。手前に伸びるオレンジ色の管は電力線と信号線の出入りのためのもので、配線工事は後日行われます。
NEW ARTICLES
2025 4.30
exoALMAが拓く、惑星形成の新たな視界 : 惑星探しを超えて、 形成円盤の物理機構に迫る
国際的な研究チームが、若い星の周囲で形成されつつある惑星を探し出すという意欲的な取り組みに乗り出しました。「exoALMA」と…
2025 4.17
片岡章雅さん、文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞
国立天文台の片岡章雅さんが、惑星形成過程の理論的研究とアルマ望遠鏡を用いた観測的検証により、令和7年度科学技術分野の文部…
2025 4.15
津久井崇史さん、アルマ望遠鏡を使った研究で井上研究奨励賞を受賞
オーストラリア国立大学(現在は東北大学)の津久井崇史さんが2024年度の井上研究奨励賞を受賞されました。