サンチャゴではバス運転手が新しい路線を覚えたようで、バスが走り始めました。時刻表がなく(以前は停留所もなかった)給料も歩合制のためライバル路線のバスを抜いて一人でも多くの客を乗せる、という行為に慣れたサンチャゴのバス運転手の性は、システムが変わってもどうしてもバスを全速力で駆るようです。写真は、合同ALMA事務所のそばのバス停の様子。地域間をつなぐ401系統が3台前後に連なっています。これは隣接するエレベータが2台ほぼ同期して上下するのと同じ物理現象です。それでも、激走するバスの3桁の系統番号を遠くから識別し、通過される前に手を挙げて止める、というプロセスが少し楽になったのは朗報ではあります。
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