動画は皆既月食(2008年2月20日-21日)中における月の様子を示しています。 高速駆動性能を有するACAアンテナを用いることで、短時間で何枚もの画像を取得することが可能となり、月食中の電波強度変化を2次元画像として取得することに成功しました。動画左はデジタルカメラで撮影した光の画像、右は電波の画像を表しています。電波画像は赤い色ほど電波強度が強いこと、すなわち、温度が高いことを表しています。月食が進むにつれて電波強度が弱くなり、皆既月食を過ぎるとまた電波強度が強くなることがわかります。これは月食の間、月表面の温度が急激に変化していることを示しています。
NEW ARTICLES
2024 12.13
アルマ望遠鏡が捉えた惑星系形成の現場:惑星の外側で塵が集まり、次の惑星が生まれる様子
アルマ望遠鏡は、すでに形成された惑星の外側に、次なる惑星の材料となる塵が局所的に集まっている現場を捉えました。国立天文…
2024 11.15
三鷹・星と宇宙の日2024 アルマパート報告
国立天文台三鷹の特別公開「星と宇宙の日2024」が、10月19日(土)に行われました。星と宇宙の日は、三鷹キャンパスの施設公開…
2024 10.31
水野範和教授が令和6年度外務大臣表彰を受賞
アルマ合同観測所副所長を務める、国立天文台アルマプロジェクトの水野範和(みずの のりかず)教授が令和6年度外務大臣表彰を…