アルマ望遠鏡山麓施設のアンテナと金星

夕方の空に、金星がひときわ明るく輝いています。宵の明星として知られる金星ですが、周囲にあまり明かりのないアルマ望遠鏡山麓施設(標高2900m)では、その輝きは一層目立ちます。

下の写真では、山麓施設で干渉計試験観測中の日本製12mアンテナ(右)と欧州製12mアンテナ(左)、そしてその向こうに輝く金星をとらえています。また、2台のアンテナの間には、ぼんやりと白く天の川が横たわっています。日本製12mアンテナは一度山頂施設(標高5000m)に運ばれ観測に使われていましたが、新機能の追加のために山麓施設に運ばれてきています。

(写真:平松正顕)

NEW ARTICLES