アルマ望遠鏡が捉えた惑星系形成の現場:惑星の外側で塵が集まり、次の惑星が生まれる様子
アルマ望遠鏡は、すでに形成された惑星の外側に、次なる惑星の材料となる塵が局所的に集まっている現場を捉えました。国立天文…
===============================https://alma-telescope.jp/news/10th_anniversary ―――――― Topics ―――――― ◆M87巨大ブラックホールの降着円盤とジェットの同時撮影に初めて成功 国立天文台などの研究者が参加する国際研究チームは、楕円銀河M87の中心にあるブラックホールの影と そこから放出される強力なジェットの同時撮影に初めて成功しました。 この観測は、グローバルミリ波VLBI 観測網 (GMVA)、アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計 (ALMA)、 およびグリーンランド望遠鏡 (GLT) の複数の望遠鏡を使用して 2018 年に行われたものです。 この新たな画像のおかげで、ブラックホールが高エネルギーのジェットを噴出するしくみを より詳細に解明することが可能になります。https://alma-telescope.jp/news/press/m87jet-202305-2 ◆名古屋大学の梅畑豪紀さんがアルマ望遠鏡を使った成果で令和5年度科学技術分野の 文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞 名古屋大学の梅畑豪紀さんが、令和5年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞しました。https://alma-telescope.jp/news/umehata_2305 ―――――――――― Afterword ―――――――――― Topics で取り上げられた ◆M87巨大ブラックホールの降着円盤と ジェットの同時撮影に初めて成功 楕円銀河M87の中心にあるブラックホールの影と そこから放出される強力なジェットの 同時撮影に初めて成功した観測でした。 銀河の中心部にはブラックホールが存在し、 多くの銀河から強力なジェットが 放出されている様子が観測されています。 銀河の中心に存在するブラックホールと 強力なジェットを生み出すメカニズムとの関係を 明らかにすることは現代の天文学の重要なテーマになっています。 アルマ望遠鏡を用いた銀河から吹き出すジェットの観測も 数多く行われています。 よろしければ以下のURLからご覧下さい。 アルマ望遠鏡でブラックホールジェットと星間ガスの衝突を観測 ~銀河の巨大ガス流出のメカニズム解明へ新たな一歩~https://alma-telescope.jp/news/press/quasar-202003 最高視力で解き明かすクエーサーから噴き出すジェットのすがたhttps://alma-telescope.jp/news/press/3c273jet_202211 ――――――――――――――――――― ☆ ― In Search of Our Cosmic Origins ▼Twitterhttp://twitter.com/ALMA_Japan ▼Instagramhttps://www.instagram.com/alma_japan/ ▼メールマガジン登録/解除https://alma-telescope.jp/mailmagazine ▼お問い合わせhttps://alma-telescope.jp/contact ― ☆ ――――――――――――――――――― 自然科学研究機構 国立天文台アルマプロジェクト Copyright(C) 2023 Atacama Large Millimeter/submillimeter Array (ALMA), NAOJ. All rights reserved.
国立天文台アルマ望遠鏡メールマガジン ALMA Mail Magazine 2023年6月5日号 ================================ 今夜は「月齢16」。アルマ望遠鏡の話題をお届けします。 ―――――― Pick up! ―――――― ◆アルマ望遠鏡本格運用開始10周年記念式典を東京で開催 アルマ望遠鏡は、2013年3月の本格運用開始から今年で10周年を迎えました。 アルマ望遠鏡は、東アジア・北米・欧州が共同で南米のチリに建設し、運用しています。 今年3月には、チリにて各機関の関係者が出席して10周年記念式典が行われました。 このたび、5月17日に日本での関係者向け記念式典を東京で開催しました。アルマ望遠鏡は、すでに形成された惑星の外側に、次なる惑星の材料となる塵が局所的に集まっている現場を捉えました。国立天文…
国立天文台三鷹の特別公開「星と宇宙の日2024」が、10月19日(土)に行われました。星と宇宙の日は、三鷹キャンパスの施設公開…
アルマ合同観測所副所長を務める、国立天文台アルマプロジェクトの水野範和(みずの のりかず)教授が令和6年度外務大臣表彰を…