2017.07.29
原始地球大気を調べる手がかり:土星の衛星タイタンにアクリロニトリルを発見
土星を回る衛星タイタンの大気は、研究者の注目の的です。窒素とメタンやエタンなどの炭化水素を主成分とする上に、さらに複雑な有機分子を含むからです。国際研究チーム…
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2017.07.29
土星を回る衛星タイタンの大気は、研究者の注目の的です。窒素とメタンやエタンなどの炭化水素を主成分とする上に、さらに複雑な有機分子を含むからです。国際研究チーム…
2017.07.05
宇宙には、さまざまな姿を見せる天体があります。生まれたばかりの原始星HH212もそのひとつです。星を取り巻く塵の円盤を真横から見る形になっていて、しかもその中心面に…
2017.07.01
アルマ望遠鏡による観測で、「離れた連星系がどのようにして生まれるのか」という天文学の長年の謎に決定的な答えが導き出されました。韓国・キョンヒ大学のジョンユァン…
2017.06.15
アルマ望遠鏡が、非常に若い段階にある星のまわりで、生命の材料であるイソシアン酸メチルを発見しました。将来太陽に似た星になるであろう若い星のまわりでこの分子が見…
2017.06.13
国立天文台/総合研究大学院大学の廣田朋也氏を中心とする研究チームは、アルマ望遠鏡を使って、オリオン大星雲の中に潜む巨大原始星「オリオンKL電波源I(アイ)」を観測…
2017.06.09
赤く巨大な星の断末魔の叫びが、宇宙で最も低温な天体を作りだしました。その名は、ブーメラン星雲。どうしてこれほど冷たい天体でいられるのか、20年来の謎とされてきま…
2017.05.19
アルマ望遠鏡が、1等星フォーマルハウトを取り巻く環をふたたび撮影しました。塵とガスからなるこの美しい環は、フォーマルハウトを回る彗星どうしが衝突して作られたので…
2017.04.20
台湾中央研究院天文及天文物理研究所(ASIAA)のチンフェイ・リー氏をはじめとする国際研究チームは、アルマ望遠鏡を使って、ハンバーガーのように見える赤ちゃん星を高解…
2017.04.13
アルマ望遠鏡が、太陽系の外縁部を回る天体の一つ 2014 UZ224を捉えました。この天体は、太陽から現在の冥王星までの距離のおよそ3倍のところに位置しており、軌道が明ら…
2017.04.07
アルマ望遠鏡によるオリオン大星雲の観測で、巨大な赤ちゃん星たちが作りだした爆発のようすがこれまでになく詳細に捉えられました。宇宙での爆発といえば、巨大星が一生…
2017.03.17
アルマ望遠鏡が、地球から48億光年かなたにある銀河団を取り囲む高温ガスを描き出しました。これは、「スニヤエフ・ゼルドビッチ効果」と呼ばれる現象を捉えたもので、ア…
2017.03.08
アルマ望遠鏡を使った観測により、地球から132億光年の距離にある銀河A2744_YD4で、酸素と塵(ちり)が放つ電波が検出されました。これは、酸素と塵が発見された銀河の…
2017.03.03
台湾中央研究院天文及天文物理研究所(ASIAA)のヒョスン・キム氏をはじめとする国際研究チームは、アルマ望遠鏡による観測で、年老いた星ペガスス座LL星の周囲にガスの…
2017.02.15
ケンブリッジ大学のヘレン・ラッセル氏をはじめとする国際研究チームは、アルマ望遠鏡を用いた観測で、ある銀河とその中心に位置する超巨大ブラックホールとの間に予想外…
2017.02.08
リリース概要 理化学研究所(理研)坂井星・惑星形成研究室の坂井南美准主任研究員と、東京大学大学院理学系研究科の大屋瑶子大学院生、山本智教授らの国際共同研究チー…
2017.01.18
アルマ望遠鏡が、電波による高解像度太陽観測を開始しました。アルマ望遠鏡は、太陽の彩層と呼ばれる領域から放たれる電波を観測することができ、その領域の温度を直接測…
2016.12.21
アルマ望遠鏡の観測可能周波数帯が、さらに広がります。欧州と北米が主導して開発・量産していたバンド5受信機(観測周波数163~211 GHz、波長では1.4~1.8 mm)がアンテ…
2016.12.14
アルマ望遠鏡を使った若い星HD163296の観測から、この星のまわりに少なくとも2つの惑星が作られつつあることがわかりました。HD163296を取り巻く塵とガスの円盤に、明瞭…
2016.11.07
アルマ望遠鏡による衝突銀河IC 2163の観測から、銀河の渦巻き腕の中に星とガスの巨大な波が生じていることが明らかになりました。これは、IC 2163が隣の銀河NGC 2207のす…
2016.10.27
ガスと塵の円盤が分裂して3連星が誕生する様子が、アルマ望遠鏡と米国の電波望遠鏡JVLAによる観測で初めてとらえられました。天文学者はこうした現象が起きる可能性がある…
国立天文台は今般、アルマ望遠鏡バンド2受信機のコンポーネントの製作に関するチリ大学/UNTEC(技術移転財団)との協定を締結し…
2023年11月15日から17日にかけて、合同アルマ観測所のサンティアゴ中央オフィスにおいてアルマ評議会が開催されました。今回の…
アルマ望遠鏡が、その運用を始めて以来、最も高い解像度を達成しました。チリの合同アルマ観測所、国立天文台、米国国立電波天…