2015.07.01
アルマ望遠鏡が初期銀河に漂う最初の「炭素のけむり」を発見
研究者は銀河内部の運動や化学的性質を知ろうと、星々の間にまき散らされている物質を研究しています。しかし、宇宙誕生から間もない初期の宇宙で炭素が放つ電波の痕跡を…
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2015.07.01
研究者は銀河内部の運動や化学的性質を知ろうと、星々の間にまき散らされている物質を研究しています。しかし、宇宙誕生から間もない初期の宇宙で炭素が放つ電波の痕跡を…
2015.06.18
総合研究大学院大学の大西響子氏らの研究グループは、アルマ望遠鏡を用いて棒渦巻銀河NGC 1097を観測し、その中心に位置する超巨大ブラックホールが太陽の1億4000万倍の質…
2015.05.20
概要 台湾中央研究院天文及天文物理研究所のハウユー・リュウ氏らの研究チームは、アルマ望遠鏡を使って巨大なガスのかたまり「G33.92+0.11」を観測しました。この天体は…
2015.05.15
年老いた星が最大で100万個程度集まって形作られる球状星団は、宇宙で最も古い天体の一つです。多くの銀河の内部や周辺部で多く見られるものの、生まれたばかりの球状星…
2015.04.13
生命の構成要素である複雑な有機分子が、若い星を取り巻く原始惑星系円盤の内部で初めて検出されました。これは、私たちの地球と太陽を生み出した条件が宇宙に固有のもの…
2015.04.07
アルマ望遠鏡が、超高解像度観測でまた一つ天文学の扉を開きました。2014年10月に行われた観測で、117億光年かなたの銀河SDP.81を解像度0.023秒角(人間の視力に換算する…
2015.03.31
茨城大学の樋口あや研究員を中心とする研究グループは、アルマ望遠鏡を用いて巨大な星が生まれつつある領域IRAS 16547-4247を観測しました。その結果、原始星から噴き出す…
2015.03.03
アルマ望遠鏡と欧州南天天文台VLTの観測により、最も遠方にある銀河のひとつであるA1689-zD1から初めて塵が検出されました。ビッグバン後わずか7億年後の段階で塵が検出さ…
2015.02.26
国立天文台の高野秀路氏と名古屋大学の中島拓氏を中心とする研究グループは、アルマ望遠鏡を用いて渦巻銀河M77の観測を行い、その中心部に存在する巨大ブラックホールのま…
2014.12.15
米国ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのルカ・リッチ氏が率いる研究チームは、アルマ望遠鏡を用いて年齢およそ1億歳の若い星HD 107146を取り巻く塵の円盤(デ…
2014.12.04
概要 アルマ望遠鏡を使った観測で、双子の赤ちゃん星のまわりにガスと塵の渦巻きが発見されました。またこの渦巻きのあいだを通って、ガスが赤ちゃん星に向かって落下し…
2014.11.27
年老いた星・赤色巨星を研究することで、私たちは太陽の未来を知ることができます。そして太陽よりも前の世代の星が、生命に必要な元素をどのように宇宙にばらまいてきた…
2014.11.06
概要 アルマ望遠鏡が、今後天文学の様々な分野において革命をもたらすことを予期させる、画期的な画像の撮影に成功しました。若い星おうし座HL星を取り囲む塵の円盤を「…
2014.10.30
アルマ望遠鏡による観測で、若い連星系を取り囲む環から内側に流れ込むガスの流れが発見されました。連星を成す片側の星のまわりには小さな環があり、その環が今回発見さ…
2014.10.24
アメリカ航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙飛行センターのマーティン・コーディナー氏が率いる国際研究チームは、アルマ望遠鏡で土星の衛星タイタンを観測し、その大気の中…
2014.09.29
ドイツ・マックスプランク電波天文学研究所のアーノルド・ベローチェ氏が率いる国際研究チームは、アルマ望遠鏡を用いて星間空間に新たな有機分子を検出しました。この分…
2014.09.24
アルマ望遠鏡において、アンテナを差し渡し7kmの範囲に展開した干渉計試験に成功しました。アルマ望遠鏡は、アンテナ群の中心から3本の「腕」を伸ばすようにアンテナを展…
2014.09.17
概要 アルマ望遠鏡をはじめとする電波望遠鏡による37の衝突銀河の観測により、銀河どうしが衝突した後に高い確率でガスの円盤構造を持つ銀河が作られることが初めて確か…
2014.09.11
アルマ望遠鏡が、ついに最高周波数帯での観測を達成しました。国立天文台が中心となって開発した「バンド10」受信機(注)を使って、電波観測としてはこれまでで最も高い…
2014.09.10
アルマ望遠鏡とさまざまな地上望遠鏡・宇宙望遠鏡を使って、宇宙が現在の半分の年齢だった時に起きた銀河の衝突がこれまでになくはっきりと写しだされました。手前の銀河…
国立天文台のJorge Zavala特任助教が率いる国際チームは、134億光年先の生まれたての銀河の中で水素原子や酸素原子が放った輝線…
12月11日、スイス・ベルン大学のCenter for Space and Habitabilityが主催する講演会が、日本とスイスの国交樹立160周年を記念…
アルマ望遠鏡の新しいデータ伝送システムに関する基本設計審査が実施され、無事に審査を通過し、次の詳細設計フェーズへ進むこ…